第2290号 「盆踊り」とともに夏が去って行く
2025.09.01
毎年8月は、甲子園で行われる高校野球観戦(実際に球場に足を運ぶ)と、京都の五山送り火を見に行くことが個人的な恒例行事になっている。高校生の頃から余程の事情がない限り続けている。五山送り火は、毎年8月16日に東山連峰にある大文字山(如意ヶ嶽)で午後8時ちょうどに点火され、「松ケ崎妙法」、「船形万灯籠」「左大文字」、「鳥居形松明」の五山で5分おきに炎が上がり、お精霊(しょらい)さんと呼ばれる死者の霊をあの世へ送り届ける伝統行事として、長年にわたって京都市民に親しまれてきた。
そして今年も、大文字山から西へ1㎞ほど離れた船岡山の天辺(頂上でも120mほど)から幻想的な光景を目にする。ここは観光客が押し寄せることもなく、小高い丘の上から静かに炎の競演を目に焼きつけることができる。このような伝統行事は、日本に古くから伝わり、季節の移り変わりを感じる年中行事として各地で連綿と続けられてきた。お正月や節分、そしてお盆など、それぞれその地域ならではの特色を持つ行事が行われてきた。また、人生の節目を祝う儀礼も伝統行事に含まれ、七五三やお宮参りなどがその代表的なものとなっている。
こうした年中行事に関しては、若い頃ほとんど興味も関心も持たなかった。それが、学生から社会人、そして結婚して子どもができ、一人立ちするようになると、こうした行事と無縁ではおれなくなり、結果として社会との繋がりが強くなっていく。日本の移り行く四季の中、さまざまな意味を持つ大切な年中行事がある。これら伝統行事・年中行事には、全国的に親しまれるものから、地域の特色が強いものまで多くあり、現代社会に生きる私達にとっても、伝統に触れる貴重な機会となっている。
とりわけ、今が最盛期の夏祭りは、日本の夏の風物詩のひとつであり、多くの地域で開催され、神社や寺院の境内などで、さまざまな催し物や屋台が出て、神輿を担いでの練り歩きや、太鼓、お囃子の演奏などもあり、大人から子どもまで楽しむことができる。これも夏祭りの魅力だ。また、夏祭りの最大のイベントでもある花火大会も多くの場所で開催される。夏祭りには、さまざまな屋台も出店される。夏祭りの雰囲気を味わうために、浴衣や甚平を着たり、縁日の輪投げや金魚すくいなどを楽しんだりする人も多い。8月も終わる頃になると、各地で盆踊りも盛んで、暑かった夏を振り返り、行く夏を惜しむ。今年もそんな夏が足早に去っていく。そして秋がやってくる。
そして今年も、大文字山から西へ1㎞ほど離れた船岡山の天辺(頂上でも120mほど)から幻想的な光景を目にする。ここは観光客が押し寄せることもなく、小高い丘の上から静かに炎の競演を目に焼きつけることができる。このような伝統行事は、日本に古くから伝わり、季節の移り変わりを感じる年中行事として各地で連綿と続けられてきた。お正月や節分、そしてお盆など、それぞれその地域ならではの特色を持つ行事が行われてきた。また、人生の節目を祝う儀礼も伝統行事に含まれ、七五三やお宮参りなどがその代表的なものとなっている。
こうした年中行事に関しては、若い頃ほとんど興味も関心も持たなかった。それが、学生から社会人、そして結婚して子どもができ、一人立ちするようになると、こうした行事と無縁ではおれなくなり、結果として社会との繋がりが強くなっていく。日本の移り行く四季の中、さまざまな意味を持つ大切な年中行事がある。これら伝統行事・年中行事には、全国的に親しまれるものから、地域の特色が強いものまで多くあり、現代社会に生きる私達にとっても、伝統に触れる貴重な機会となっている。
とりわけ、今が最盛期の夏祭りは、日本の夏の風物詩のひとつであり、多くの地域で開催され、神社や寺院の境内などで、さまざまな催し物や屋台が出て、神輿を担いでの練り歩きや、太鼓、お囃子の演奏などもあり、大人から子どもまで楽しむことができる。これも夏祭りの魅力だ。また、夏祭りの最大のイベントでもある花火大会も多くの場所で開催される。夏祭りには、さまざまな屋台も出店される。夏祭りの雰囲気を味わうために、浴衣や甚平を着たり、縁日の輪投げや金魚すくいなどを楽しんだりする人も多い。8月も終わる頃になると、各地で盆踊りも盛んで、暑かった夏を振り返り、行く夏を惜しむ。今年もそんな夏が足早に去っていく。そして秋がやってくる。
2025.09.01 10:33
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