第2225号「どうなる 2023年の日本」
2023.01.01
2022年もwithコロナの影響下での1年となった。周りの近しい人のなかでも何人かが感染し、隔離生活をしいられた。現在も、町中ではすべての人達がマスクを着けている。この夏、イギリスから帰国した娘によると、マスク着用の義務解除とともに、かの国ではほとんど全員がマスクを外し、再びまん延しているという。そういえば、大阪(天神橋筋商店街)でも、最近急速に増えてきたインバウンドの人達はマスクはしていない。日本人の真面目で几帳面さがこのマスク着用にも、よく表れている。
withコロナは置いとくとして、今年、日本はどうなるのか、政治学者や経済学者はさまざまな観点から予測を発表している。昔から、当たるも八卦、当たらぬも八卦という言葉通り、予測が外れても怒る人はいない、いい商売だと思う。あらためて「2022年から2023年にかけての出来事」を見てみると、国内でも世界でも、想像できなかったような出来事が多く発生している。
ロシア/ウクライナ戦争、130円を超える円安と、世界は1年前には誰も想像していなかった環境になっており、一方で、大方の予想通りパンデミックは落ち着きはじめ、日本でもようやく、インバウント再開やマスク圧力の緩和が始まっている。さらには、値上げラッシュや給付金の終了、インボイス制度が始まるなど、個人や事業者にとっては厳しい環境が続いている。とはいえ、この数年の波は、従来型の経済全体を落ち込ませる危機ではなく、2021年は、巣ごもり消費やリモート対応に成功した企業に、そして、2022年は輸出を中心に円安が追い風となる大企業に史上空前の利益をもたらすことになった。長く上がらなかった日本企業の賃金も、ようやく各業種で上がり始めており、経団連も今年の春闘で、業績がコロナ前の水準を回復した企業の賃上げ率が3.02%だったと発表している。一方で、輸入が多くなる中小企業や個人事業者は、原材料費や人件費上昇、人材不足、コストダウン要請への対応、物価高により堅くなる消費者の財布のひもに苦戦を強いられている。
そんな状況下、業界によってキーワードは異なるが、ビジネスに大きな影響があったものとして、マスク緩和、リモートワーク解除、GOTOトラベル、円安、ステルス値上げ、NFT仮想通貨、水素燃料などか挙げられる。いずれも、従来にはなかった、もしくは存在しても、さして影響力のあるものではなかった。2023年はいかなるトレンドのもとに、どんな新しい業態、商品が登場するのか、楽しみである。
withコロナは置いとくとして、今年、日本はどうなるのか、政治学者や経済学者はさまざまな観点から予測を発表している。昔から、当たるも八卦、当たらぬも八卦という言葉通り、予測が外れても怒る人はいない、いい商売だと思う。あらためて「2022年から2023年にかけての出来事」を見てみると、国内でも世界でも、想像できなかったような出来事が多く発生している。
ロシア/ウクライナ戦争、130円を超える円安と、世界は1年前には誰も想像していなかった環境になっており、一方で、大方の予想通りパンデミックは落ち着きはじめ、日本でもようやく、インバウント再開やマスク圧力の緩和が始まっている。さらには、値上げラッシュや給付金の終了、インボイス制度が始まるなど、個人や事業者にとっては厳しい環境が続いている。とはいえ、この数年の波は、従来型の経済全体を落ち込ませる危機ではなく、2021年は、巣ごもり消費やリモート対応に成功した企業に、そして、2022年は輸出を中心に円安が追い風となる大企業に史上空前の利益をもたらすことになった。長く上がらなかった日本企業の賃金も、ようやく各業種で上がり始めており、経団連も今年の春闘で、業績がコロナ前の水準を回復した企業の賃上げ率が3.02%だったと発表している。一方で、輸入が多くなる中小企業や個人事業者は、原材料費や人件費上昇、人材不足、コストダウン要請への対応、物価高により堅くなる消費者の財布のひもに苦戦を強いられている。
そんな状況下、業界によってキーワードは異なるが、ビジネスに大きな影響があったものとして、マスク緩和、リモートワーク解除、GOTOトラベル、円安、ステルス値上げ、NFT仮想通貨、水素燃料などか挙げられる。いずれも、従来にはなかった、もしくは存在しても、さして影響力のあるものではなかった。2023年はいかなるトレンドのもとに、どんな新しい業態、商品が登場するのか、楽しみである。