第2218号 イベント再開で「売り」への期待高まる
2022.09.15
世界がコロナウイルスに侵蝕されて、そろそろ3年が経とうとしている。現在も、マスク生活を含めてウイズコロナの暮らしが続いている。今やまったく忘れ去られているが、元兇は中国の武漢で、ここには細菌研究所があり、そこから洩れた細菌(コロナウイルス)が瞬く間に燎原の火のように世界に広がったと言われている。どこまでもはた迷惑な国が隣にある日本。その中国は、今も侵略行為や偽物の生産を筆頭に、傍若無人な振る舞いで世界に迷惑をかけ続けている。中国こそが世界の中心という中華思想を振りかざし、他人のものと自分のものの区別もつかない民族に成り下がっているのだ。
思い起こせば3年前(2019年)の2月、小欄にとって、福岡での「手づくりフェアin九州」が業界でのイベト取材の最後となった。開催日の朝、福岡に初めての感染者が出たというニュースを、ホテルで聞いた。1日のズレで開催できたのだ。今から思えば奇跡に近い開催であった。このコロナ禍の影響で2020年、2021年と2年間あらゆるイベントの開催が見送られてきた。今年に入って、各地で続々と再開の動きが出始め、4月末にビッグイベント「日本ホビーショー」も開催されたが、時間制による入場制限もあって、コロナ前とは程遠い、盛り上がりに欠けるイベントとなった。
その後のイベントはリアルでの開催、オンラインによる開催、リアルとオンライン2本立てでの開催の3通りで行われてきた。その中でも、オフィスや自宅にいながらオンライン上で展示会や見本市に参加できる「オンライン展示会」の存在が大きくクローズアップされた。さまざまなイベントが軒並み延期・中止になっている今。これまでBtoBでの商談に欠かせなかった展示会での対面商談も「オンライン」へとシフトした。しかし、展示会はあくまでリアルであってほしい。直接手にふれて、目で確かめてこその展示会と思う。今月、OSAKA手づくりフエアが3年ぶりに開かれた。この日を待ち望んでいた人達が会場に溢れ、出展者の応対にも熱がこもる。久しぶりの光景が眼前に広がる。出かける手間が省け、オンラインでさまざまの新しい情報が手に入る時代とはいえ、やはり、リアルに勝る展示会はない。とくに、楽しそうな人達を目の辺りにすると、取材を忘れて気持が高ぶる。この会場の雰囲気が実際の「売りの場」につながってほしいと切に願う。これから本格化する手づくりの秋が実りあるシーズンになってほしい。
思い起こせば3年前(2019年)の2月、小欄にとって、福岡での「手づくりフェアin九州」が業界でのイベト取材の最後となった。開催日の朝、福岡に初めての感染者が出たというニュースを、ホテルで聞いた。1日のズレで開催できたのだ。今から思えば奇跡に近い開催であった。このコロナ禍の影響で2020年、2021年と2年間あらゆるイベントの開催が見送られてきた。今年に入って、各地で続々と再開の動きが出始め、4月末にビッグイベント「日本ホビーショー」も開催されたが、時間制による入場制限もあって、コロナ前とは程遠い、盛り上がりに欠けるイベントとなった。
その後のイベントはリアルでの開催、オンラインによる開催、リアルとオンライン2本立てでの開催の3通りで行われてきた。その中でも、オフィスや自宅にいながらオンライン上で展示会や見本市に参加できる「オンライン展示会」の存在が大きくクローズアップされた。さまざまなイベントが軒並み延期・中止になっている今。これまでBtoBでの商談に欠かせなかった展示会での対面商談も「オンライン」へとシフトした。しかし、展示会はあくまでリアルであってほしい。直接手にふれて、目で確かめてこその展示会と思う。今月、OSAKA手づくりフエアが3年ぶりに開かれた。この日を待ち望んでいた人達が会場に溢れ、出展者の応対にも熱がこもる。久しぶりの光景が眼前に広がる。出かける手間が省け、オンラインでさまざまの新しい情報が手に入る時代とはいえ、やはり、リアルに勝る展示会はない。とくに、楽しそうな人達を目の辺りにすると、取材を忘れて気持が高ぶる。この会場の雰囲気が実際の「売りの場」につながってほしいと切に願う。これから本格化する手づくりの秋が実りあるシーズンになってほしい。